ふるさと納税の限度額の確認方法とは。
ふるさと納税の限度額、すなわち控除額は、何で確認できるかというと「住民税決定通知書」で、確認できます。住民税決定通知書の「税額控除額」の欄などに控除額が記載されています。それでは、この「住民税決定通知書」は、いつか手元に来るのかというと、会社員の場合は、5～6月頃に勤務先で配布されまた、自営業の方については、6月にお住まいの自治体から郵送で届きます。
確定申告をされないで、ワンストップ特例制度を利用された方の控除の金額については、住民税決定通知書の「税額」の項目の中にある市町村の「税額控除額」と、道府県の「税額控除額」の欄から確認することができます。
「税額控除額」と、道府県の「税額控除額」の2つの合計額が、ふるさと納税での寄付金額から自己負担金である2,000円を引いた金額と同じであれば、正しく控除が受けられていることになります。
確定申告を受けた方の場合は、
確定申告書から課税される所得金額を確認して所得税の税率を割り出した上で、下の式から「所得税からの控除額」を算出します。
所得税からの控除額 = (ふるさと納税額－2,000円) ×「所得税の税率」×1.021(復興特別所得税)
所得税の税率は、下表で確認してください。
「住民税からの控除額」については、住民税決定通知書の「税額控除額」から確認できます(摘要の欄に記載されることもあります)。
「所得税からの控除額」と「住民税からの控除額」の合計が、寄付金額から負担金である2,000円を引いた金額と同じであれば、控除が正しく受けられていたことになります。
